
前回のブログでも書きましたが、故障している生徒達のこと。
1人は先日まで松葉杖のお世話になる程で心配しました。1月後に控える舞台では念願のバリエーションを踊りたい一心で、とても強い気持ち。
「バレエシューズで踊る?」
「見送る?」
の提案にも絶対 に首を縦にふりません。
憧れて憧れてやっと巡ってきたチャンスとでも言うように。
病は気からではありませんが、少しの休み期間を我慢してみるみる回復をしてきました。見学していてもとても積極的で、早くなんとかしたいと懸命でした。
難しいバリエーションなので当日の仕上げまでハードルは高いですが、彼女のガッツで少し魔法が起こるかもしれません。
動ける様になってきたからこそ、暴走しすぎないよう見守り、ぜひとも笑顔で舞台に立ってもらいたいと思います。
一方 の子は故障期間が長かったので、表情も曇りがち。
モチベーションが切れたのか来年の舞台も自信がないと辞退の申し出でした。
小さい時から知っているので、本人のジレンマでつい後ろ向きな答えに流れたこと。
そしてきっと怪我は発端かもしれないけれど、気持ちの故障の方が深刻なことが分かります。
本人じゃないと辛さはわからないかもしれませんが、こういう時乗り越えられる無理強いをしてみます。
演目も振付もかえて、とにかく舞台に上がること。
歩けるならばとにかくスタジオに来て、一緒にリハーサルに参加(たとえ見学でも)する事。
私はそれが出来ると判断するし、彼女もそれに答えてくれると思います。
要点だけを言って聞かせて「もうそう決めたからね。出来ると思う」と言いわたすと、もうハッキリとした声でYESの返事でした。
決心してからは表情までもが違います。
久しぶりの表情♪
名前と顔が一致したみたいな印象です。
色々な子達がいます。
時には押しの一手が必要なとき、静観するとき。
大事なのは私自身に迷いがないように。(いつもそうありたいけど)
だから彼女達との過ごした時間が"切符"になるんだなぁと思うのです。
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